こんにちは!
今日は、「夢」について書きたいと思います
まずみなさんに、2つ質問をします
『今抱いている夢はありますか?』
『小さい頃に描いていった夢はなんですか?』
後者の方がパッと思い浮かぶ、という人の方が多いのではないでしょうか
中には、今の夢なんて思い浮かばない、なんて人もいるかもしれません
また、1問目と2問目は同じだという人は、ほとんどいないのではないでしょうか
(いたら本当に凄いことだと思います!)
私の幼い頃の夢は、ピアニストでした
ドイツに住んでいた頃、ピアノに夢中になり毎日毎日練習しました
それまではまさか自分がここまでピアノに夢中になると思ってもいなかったのに、
「好きこそ物の上手なれ」
まさにこの言葉通り、あっという間に上達していったのです
そして、気がついたら5年間で全国大会入賞レベルにまで成長していました
子供が本気になった時の力は底知れないなって思います
そんな時に描いていた「ピアニスト」という夢
その夢を諦めたのはいつだろう…
はっきりと思い出せません
ただ少しずつ大人に近づく中で、周りの環境や人も変化していき、
自分の前にやってくる現実の連続がいつしか当たり前のことになっていく
そこに今まで自分がやってきたことが「あたりまえ」として自然に継続できればいいのだけど
実際それってなかなか難しい
いつしか過去に熱中していたことも、受験や新生活を機に辞めてしまったり、
堂々と公言していた夢も、だんだん人に言うのが恥ずかしくなったり、
自分には才能なんてないと諦めてしまったり…
そうやって大人になった今、
「夢なんてないな…」
そう思ってしまうのです
そんな時、私はこの本に出会いました
『子供の頃、毎日が楽しいのは、面白いことをしているからではない。本気でやれば何だって面白い。
そして、本気でやっているものの中にしか、夢は湧いてこない』
『”夢を探す”という言葉を使う人がいるが、探しても見つかりっこない。夢というのは、自分の内側にしかないものなんだ』
夢を持つ前は、ただ好きだから毎日やっていることも、
夢をもったばかりに、「やらなければならならないこと」に変わり、
どんどんそれが嫌になるということを、多くの大人は経験していると思います
「やりたいこと」を全て「やらねばならならないこと」
に変える力が夢にはあるからこそ、夢を持ったとしても、
「やりたいこと」が「やりたいこと」のままでいられる人である必要があるのです
そのためには、まずは自分の目の前のことにどれだけ本気になれるかにかかっているんだ、とこの本を読んで気づきました
そして同時に、子供の頃に描いていた夢は、あくまで「職業」でしかないということにも気づきました
結局、職業はその夢を実現するための一つの「手段」でしかなく、
職業に就いたあとで、叶えることができる「何か」
その「何か」こそが夢なのです
私には今、これだ!という夢はありません
でも、まずはこうしてブログを書いたり、ピアノの先生として子供たちと触れ合ったり、本を読んだり、
目の前の「自分がやりたいこと」に本気で取り組むことが、夢を追う第一歩になると私は確信しています
自分の話になってしまいましたが、
これを読んで少しでもみなさんの刺激になれば嬉しいです
それではまた!
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